Time Management
Consulting
労働時間管理コンサルティング
労働時間管理コンサルティングとは
労働時間管理コンサルとは、個人や組織が持つ業務効率や生産性を最大限に引き出すために、専門的なアドバイスや指導を提供するサービスです。
効率的なスケジュール作成法、優先順位の付け方、時間の無駄を削減するためのツールやテクニックの紹介などが含まれます。
タイムマネジメント能力は管理職に求められる重要な能力の一つと位置付けています。部下の36協定順守はもとより管理者である自身も安全衛生の観点から過重労働の知識習得および自己管理意識を養うことは今後求められる心理的安全性の高い職場づくりには欠かせません。
CATCHA(カッチャ)とは?
「重要な“ひと手間”で労働時間の認識のズレを解消し気持ちよく働ける職場づくりの一助に」
当グループが開発、提供する「CATCHA」は、労働時間管理を正確に把握し、労働時間に対する認識の向上、快適な職場環境の形成を支援するシステムです。従業員の入退場や業務開始・終了時刻、休憩時間等を正確に記録し、詳細な労働時間データを可視化することで課題を抽出し、残業時間の削減や、従業員一人ひとりの働き方の改善をサポートします。
社会保険労務士法人 田畑事務所 × CATCHAの特徴
01
正確な計測とルール化
始業前の準備や終業後の清掃など、労使間の労働時間に対する認識のズレを洗い出しをCATCHAで行い、適法な考え方やルール、明文化は当所がサポートいたします。今後トラブルに発展する可能性がある点を未然に対処、適法化します。
02
労働時間に対する教育
CATCHAは部下の労働時間管理を直属の管理職が行なう仕組みとなっております。「残業とは」「タイムマネジメントとは」を意識する頻度が増え、労働時間の知識も高まり、意識も向上します。そこから生じた実態に則した疑問点は当所が解説、また改善提案を行いますので、相乗効果を得られます。
03
豊富なデータ
多くの顧問先様が利用していただいているCATCHAは、労働時間に関する様々なデータを収集・蓄積しています。また、当所は多くの相談や労使間トラブル対処の経験を有しています。データ×経験により、労働時間管理の適正化をサポートいたします。
支援内容
導入説明会 | 一般的に新しいシステムの導入は、担当者の負担が多く、社内で展開するまでに時間がかかります。全従業員に対して初期の設定から入力の方法までの大部分をスタッフが行いますので、担当者の負担は大幅に軽減されます。 |
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管理者意識教育 | ただシステムを運用しただけではこれまでと変わりません。適法にするには何を意識するべきか、何を守らなければいけないか、ルール作りから周知までサポートいたします。 |
対象者面談 | 正確に時間を記録していくと隠れていた様々な問題点が表面化します。ご要望があれば労働時間が長い従業員と面談・現状の把握を行い、改善できるための施策をご提案いたします。 |
対応事例
業務集中による残業問題
- 問題点
- 特定の従業員が、指示なしに長時間残業していたことがCATCHAで明確になった。
- 原因究明
- 面談を実施し、業務の集中と労働時間に対する意識の薄さを主な原因と特定。
- 改善策
- 業務を詳細に洗い出し、分散することで業務負荷を軽減。また36協定に基づき、労働時間に関する規定を丁寧に説明。従業員自身にも労働時間の管理を徹底するよう指導。
- 効果
- 業務分担の不均衡さを部門スタッフ全員が共通認識することで、特定の従業員の残業時間は減少した。
暗黙のルールの曖昧さ問題
- 問題点
- 取引先との会食が慣習化しており、業務時間かどうかの区別がつきにくく、労働時間の管理が困難。CATCHAの導入により、従業員からの問合せがあった。
- 原因究明
- 業務に付随する会食は労働時間としないという暗黙のルールが存在した為。
- 改善策
- 業務範囲を明確に定義し、社内規定に定めることで、業務とみなす会食とそれ以外の会食の判断ができるようになった。
- 効果
- 労働時間の管理が明確になった。従前までの暗黙のルールが解消され、労働時間の管理ルールが確立し、従業員の不満が解消された。
営業職の労働時間の取り扱い
- 問題点
- 営業職という性質上、労働時間の正確な把握が難しく、これまで十分な管理が行われていなかった。
- 原因究明
- 従業員へのヒアリングなどを通じて、実際の労働状況や、みなし労働時間制に関する認識を調査した。そもそも会社、管理者、従業員の全員が、みなし労働時間制に対する知識が少なく、曖昧に運用していた。
- 改善策
- みなし労働時間制を適法に運用するために規程等を整備。また管理者、該当の従業員に対して教育を行った。
- 効果
- 会社と従業員間で認識のズレがなくなり、適法にみなし労働時間制を運用できるようになった。また正確に労働時間を把握できる日においては、みなし労働時間制を適用しないという判断を行えるようになった。
労働時間管理コンサルティングに
関するよくある質問
労働時間管理コンサルティングは、業務プロセスや日々の業務において、効率的な時間の使い方を支援するサービスです。
当所では、自主申告システムを用い労働時間の見える化を図り、効果的なスケジュール管理やタスクの優先順位付け、業務の分散化などを提案します。
労働時間管理コンサルティングでは、以下のような方法で改善を図ります。
・自主申告システムを用いた労働時間の見える化
・休憩時間の確実な取得
・出退勤時間と労働開始終了時間の明確な区分け
・タイムマネジメント能力の評価項目への追加
・管理者に最低限必要な労働時間の基礎知識の習得を目的とした勉強会の開催
労働時間管理コンサルティングを受けることで、業務効率が向上し、従業員がより戦略的に時間を使えるようになります。
また、残業削減やストレスの軽減、顧客対応の質の向上なども期待できます。これにより、職場全体の生産性が向上し、従業員のワークライフバランスも改善されることが期待できます。
通常、以下のプロセスを経て時間管理コンサルが進行します。
1.現状のヒアリング:業務の進め方や課題を詳細に把握します。
2.現状把握:自主申告システムを用いて労働時間管理の現状を見える化し課題を明確化します。
3.改善策の提案:顧問先様に合わせた具体的なアクションプランを提示します。
4.実践とフィードバック:改善策を導入し、進捗状況を確認しながらフィードバックを行います。
5.長期的なサポート:必要に応じて定期的なチェックとフォローアップを実施します。
はい、残業が著しく多い従業員への個別対応しています。
管理職や従業員に対しヒアリングをし、個別の状況に応じた改善へのアプローチを提供します。
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